5日目〜愛のタージマハル〜
昨日5時間の移動を経て、デリーからアーグラーへ。
アーグラーは愛の街。
私が最も楽しみにしていた街。
タージマハル。
もしも友達が私に「インドに行きたいんだけどどこがおすすめ?」と聞くならば
私は迷わずタージマハル。と即答します。
いや、これ実はすっごいロマンチックなストーリーがあって、
ただの建物じゃないんですよ。
昔々、ムガル帝国の第5代目の王様ジャー・ジャハーンの愛する奥さんムムターズが亡くなった時の話。
悲しみに暮れたジャハーンは、22年の歳月を費やして、
この白い大理石の世界一豪華な墓、タージマハルを作ったんです。
そうです、これはお墓なんです。
そして当初のジャハーンの計画では、同じくらいの大きさとデザインですぐ隣に黒大理石で「黒いタージマハル」を自分の墓として建てる予定だったのですが、
7年後に自身が亡くなってしまい、叶わぬ夢となったのです。
最終的に、ムムターズに寄り添うようにここにジャハーンの棺も安置されたわけです。
ね、素敵でしょ。
こんな自分の為に世界一のお墓建てちゃうダーリン、欲しいでしょ。
実際に見ると、本当にそのスケールに圧倒する。
何回タージマハルをバックに一緒に写真をとっても、
なぜか合成写真にしか見えない。
ここでムケーシュが時間を1時間もくれたので、
少し遊んでみる。
まずつまんでみた。
調子に乗って妹を使い、キスさせてみた。
ここはもちろん観光客も半端なくいるし、
その分スリとか詐欺とか、そんな変な人もいっぱいいる。
満月の夜は入場料は倍らしいけど、特別にオープン。
月の明かりに照らされて、現世にはないような美しさらしい。
本当に、出来ることなら満月の夜にまた来たい。